~~~~~ 美しさを求めて ~~~~~
はじめに
シャンデリアがお部屋にあると華やかになりますよね。
そんなお部屋にあこがれて長い年月が過ぎてしまいましたが、ついにお部屋に飾ることになりました。
今回はシャンデリアに興味を持った動機から購入~自宅に設置するまでの過程について記述しようと思います。
気楽に読んでくださいね ✨
購入経緯

私は30代半ばから、クラシックのコンサートや、海外旅行が趣味となりました。
その劇場や海外の宮殿には必ずといって良いほどシャンデリアが飾ってあります。私はその光景を何度も見ているうちに、自分の部屋にも飾ってみたいと思うようになりました。
もし自宅にシャンデリアがあったら、とても優雅な気持ちになりませんか!?
そんな生活にあこがれ、インテリアショップや店舗で飾ってあるシャンデリアを眺めては、どのような形が良いのか、大きさはどのくらいが良いのかなどを考えるようになりました。
実にその期間は10年位あったと思います。厳密に言えば、欲しい商品を見つけるのにはさほど時間は掛からなかったのですが、実際に入手し設置するまでに時間を要したのでした。(購入には勇気がいりました)
しかし いろいろと見てまわるなかで、欲しい商品が定まってきました。
それは Dotzauer(ドッツァウアー)社のマリアテレジア型のシャンデリアです✨
なんでもオーストリア製であり、ウィーンで宮廷が栄えたことを考えれば、そのクオリティが高いのは納得できます。マリアテレジアとはマリー・アントワネットの母親ですね。ハプスブルク帝国の女帝として君臨していました。しかも使用しているパーツは同じオーストリアの SWAROVSKI(スワロフスキー)社です。これまた納得です。そりゃ美しい訳だ!
このブランドの製品は、各国の王室や大使館、一流ホテルなどで数多く使用されているそうです。
しかし問題があります。そうです。当然ですが 高価なんです。10灯だと100万円以上します!!!
8灯だとちょっと寂しいし、12灯だと一般家庭にはゴージャス過ぎます。よって10灯かな。それでも十分ゴージャスですけど。。。
もう ここの製品を見ると、他社の製品には興味が湧かなくなります。現在はいろんなお店にシャンデリアが飾ってありますけど、これを超えるものは ほとんどありません。
自分で言うもの何ですが、製品を見極める目はそこそこあるように思います。しかし中途半端にその目を持ってしまうと、選ぶ商品はかなり高額になってしまうのです。幸か不幸か分かりません。。。
しかし ついに入手するチャンスがやってきました!
ある日 ヤフーオークションにてシャンデリアを検索していると、なんとドッツァウアー製のシャンデリアが出品されているではないですか!!
しかも欲しかったゴールド色の10灯タイプ 価格は約30万円 30万円でも安くはありませんが、約3割の価格で購入できます。中古ではありますが、シャンデリアは古くなっても機械的な劣化の影響は少ないでしょうから使用には問題ないと判断しました。
しかも重量もかなりあるので、自分の部屋に設置できるか心配でしたが、ここで手に入れなければ次のチャンスは無いと思い、思い切って「ポチッ」と入札をクリックし、無事 落札することができました。ヤッター✨
商品到着

しかし販売業者の運送方法を見ると、にプチプチなどで梱包をせず、木枠に吊るしそのままの状態で運送することのこと。
それじゃぁ じゃらじゃらと当たって傷つくではないかと思いました。
実際には運搬業者の方が下に毛布を敷いてくれていましたが、案の定かなり傷つき、パーツの欠けも発生していました。
いくら面倒とは言え、シャンデリアを梱包せずに発送する人の感覚を疑ってしまいます。
パーツの作成(数珠部分)

実は引っ越しも重なり商品を受取って直ぐに設置できなかったため確認できていなかったのですが、写真の数珠つなぎになっている部分が同封されていませんでした。
そこで後日、販売業者に確認したところ、部品は無いとのこと。
どうもあまり優良ではない業者にあたってしまったようです。
しかしパーツがあれば自作できるかもしれない。自分で出来ることはやってみようと思いました。
そこで本来はどのような状態なのかを確認する必要があります。幸運にも近くの大塚家具で取扱いがあることは知ってしました。早速ショールームへ出向くと展示してあるではありませんか! そこで事情説明し、了解を得て写真撮影とパーツのサイズを計らせてもらいました。ありがとうございます。

そこで得た情報をもとに、ネットでパーツを購入し自作することにしました。
しかし ここで問題が発生します。このシャンデリアに使われているパーツはスワロフスキー製であり、しかもエレメンツとういう上質なグレードのものを使用されているのですが、スワロフスキー社はシャンデリア用のパーツの製造を中止したらしいのです。
したがって現在 一般に流通している在庫の分しか残っておらず、価格も高騰していたのでした。
ここでは一番下にあたるの大玉のサイズが大きいため なかなか販売されておらず、日本中のサイトを検索し、やっとの思いで購入することができました。そして ステンレスのワイヤーをホームセンターで調達し、ネットで購入したスワロフスキーパーツを自分でつなぎ合わせ、数珠部分を作成してみました。はい。上手にできましたね ✨
シーリングメダリオンの購入
今度は、より美しくするためのアイテムを購入したいと思いました。それはシーリングメダリオンです。
それは何かと申しますと、シャンデリア上部の天井に取り付ける装飾品の事です。これがあると「グッ」と高級感がUPします!
そこでサイズやデザインを考えることになります。
まずサイズですが、シーリングメダリオンの穴が、シャンデリアのカップの径より小さくなくてはなりません。
そして、このシャンデリアに合うデザインを探す事になります。
それで いろいろな店舗を巡り、ネットでもかなり検索した結果、見つかりました!
Ekena Millwork です。海外からの輸入品みたいですね。しかもモデル名は「Vienna」(ウィーンの英語表記)まさしくウィーンをイメージして作成されたものでしょう。そりゃマッチしますわ ✨

余談ではありますが、実は革靴も好きでして、これまで 一目ぼれした商品があります。そのモデル名も「Vienna」でした。
その当時「Vienna」の意味も知らずに購入し、後になって ウィーン であることを知ったのです!
最初にヨーロッパに行ったのもウィーンでしたし、何か惹きつけられるものがあるのでしょう。
もちろんウィーン国立歌劇場での鑑賞には、この靴を履いて出かけましたよ!
世界で一番マッチしてると思っていました(笑)

シャンデリアの清掃
落札した商品は中古品であるため、シャンデリ全体にほこりがついていました。
そこでクリーニングについて調べ、事業者さんに早速 家まで来て頂き、見積もりをお願いしました。
その結果「数万円」でした。何でも一つひとつ手作業になるし、半日くらい掛かるとのこと。
高額であったため私が躊躇していると、「もし自分で清掃する際には、清掃跡が残らないよう水道水では無く、純水を使用するように」と、親切にもアドバイスを頂きました! ありがとうございます
私はカーショップにてバッテリーの補充液(純水)を購入し、マイクロファイバークロスで拭き上げることにしました。
しかし思っていたより辛いです。木枠に吊ったまま清掃をしましたので、態勢も悪く、3日間に分けて清掃しました。
事業者さんのおっしゃる通り大変でした。。。
スイマセン 🙇
しかしほこりは綺麗に除去できました!

いざ設置
不足していたパーツも作成し、清掃も終わりましたので、いざ設置することになりました。しかしかなりの重量物であり、高価なものでもありますので失敗もできません。それで大塚家具さんにシャンデリアの設置事業者さんを訪ねてみたところ、親切にも教えて頂きました。そこの事業者さんにお願いすれば、これまでの経験もあるだろうし上手くいくだろうと考えた訳です。
早速、電話で連絡し下見に来てもらいました。
そこでは設置する場所の構造や支持ボルトの径などを図面と照らし合わせながら確認されていましたが、何だか一般的な表示とは違うとのこと。少し考えていらっしゃいましたが、後日設置してもらうことになりました。
設置当日は2人でお越しになり、慎重に設置作業を進めて頂きました。
先日不信に思われていたボルト径の表示については、建物の管理会社に確認したとのこと。流石プロです!
製品の重量が約12kgと重量物ではありましたが、綺麗に設置して頂けました!

ついに念願のシャンデリアが我が家にやってきました ✨
ありがとうございます!
設置下さった事業者さんのご自宅にもシャンデリアがあるそうですが、やはり格が違うとのことです。
いや~ ここに辿り着くまで、結構いろいろありました。しかしこれも良い思い出となりますね。
電球の交換と調光器への交換
電球は省エネも考慮し、白熱球からLEDに変更することにしました。LED電球は黄色の電極であり見た目が少し悪くなりますが、部屋が暑くなる問題と電気代の節約のためにはやむを得ません。また照明の明るさを調整できるようにしたいとも思っています。
そこで設置頂いた事業者さんに相談したところ、良きアドバイスを頂きました。なんでも照明の調光器は白熱電球用とLED用があるとのこと。電球に合った調光器が必要なんですね。
しかしこれも結構なお値段で、この事業者さんでもあまり割引できないとのことでした。
しかし親切にもLED調光器の型番を教えてくださいましたので、これまたネットで検索したところ、倉庫の在庫品としてお安く販売されているのを見つけましたので、こちらから入手しました。
ここで手元のスイッチから調光器に取替ることになりますが、実は私 電気工事士の免許を持っておりまして、自分で取替を行いました。
(ブレーカを切って、検電をして、安全を確認して取替ました。)
そして無事に調光可能となりました。めでたしめでたし。


さいごに
これまで、シャンデリアを部屋に飾りたいという想い~設置までの過程を綴ってみました。
いろいろと苦労はありましたが、楽しみながら取組めたと思います。
シーリングメダリオンも付けて良かったです。これで「グッ」と引き締まります。シャンデリア本体とデザインも調和していますね。美しいです ✨
新品を購入していれば、労力は1/4位で済んだのではないでしょうか。しかし自分の知識と技術と情熱を全面的に投入し、無事に設置できて喜びもひとしおです。
現在は設置後2年経過し、メンテナンスも行いました。⇒ /シャンデリアのパーツとled電球の交換/
今回は、私のマニアックな投稿にもかかわらず、最後まで お付き合い頂きありがとうございました。
皆さまも素敵なシャンデリア ライフを ✨✨
