シャンデリアのパーツとLED電球の交換

ライフスタイル

~~~~~ より美しさを求めて ~~~~~

はじめに

念願のシャンデリアを設置して約2年が経過しました。しかし時間の経過と共に感じる部分もでてきましたので、今回はそこを改善してゆきたいと思います。
これは個人的に感じることなので、はたから見たらどうでも良いことかもしれませんが、自分の中の最善を目指す意識で取り組んでいます。
気軽に読んでくださるとありがたいです。

現状の確認

現状の確認:設置後2年経過 パーツの欠け、ほこり有 LEDの電極が黄色

まずは現状の確認です。
私が気になっているこは以下の通りです。

① シャンデリアのパーツが傷ついている。
② 設置後 約2年経過し、ほこりがついてきた。
③ LED電球の黄色の電極と金属ソケット部分が見え
 ているのが気になる。

以上を踏まえ、一つづつ解消してゆきたいと思います。
それにしてもパーツは輸送の時にすごく傷ついている。(それと同時に私の心も傷ついている)
シャンデリアは 美しさが命 ✨。どうにかしたい!

① シャンデリアのパーツの交換

2年前に無事にシャンデリアを設置できたものの、パーツ部分には運搬時に発生した多くの傷があり、これをどうにかしたいと思っています。

涙型のドロップ部分
傷ついたパーツ:欠け、傷が多い

前記事のシャンデリアを飾るでも述べましたように、スワロフスキーのシャンデリアパーツは製造中止であり、入手が困難となりました。
また、今回手に入れたい涙型のドロップ部分はさらに入手が困難でした。(上左赤枠部分)

当然店舗やネット上ではなかなか販売されておらず、やっとの思いでネットショップから3個だけ入手できました。しかし傷ついたパーツは10個以上あります。そこでスワロフスキーの日本の代理店である貴和製作所に問い合わせてみましたが、在庫は無いとのことでした。無念。。。

困りました。それで ありとあらゆるシャンデリア販売店やパーツの取扱店、手芸店などに電話をしてみましたが、同じく在庫はありませんでした。そこでシャンデリア本体を販売している大塚家具に問い合わせてみましたが、ネットで販売されていた価格の数倍もしたため購入を断念しました。
また海外サイトでは在庫を見つけましたが、購入方法も分からないし、ちゃんと手元に届くか不安もあります。
ここは勇気を出して購入できません。。。う~ん どうしよう。

しかし その後もこまめにネット上をチェックしていたところ、なんとメルカリで1個販売しているではありませんか!
しかも良心的な価格です。そこでつかさず出品者に在庫数を問い合わせてみたところ、なんと10個お持ちのこと。
そこで全て購入させて頂きました。超 ラッキー ✨
これで全40個のドロップ部分のうち、傷が大きい13個を交換することができます。

パーツの傷、欠け、吊り金具の変形
手作業にて結合されたパーツ

まずは一つ外してみました。
やはりドロップ部分のパーツは傷ついていますし、上部の吊り金具の部分も変形しています。
また横から撮影してみと、パーツの接合部分は細いワイヤーを手作業で留めていることが分かります。
この製品はハンドメイドなので、ある意味自分で修理ができそうですね。

今回使用した工具類
吊り金具の形を丸ペンチで整える

ここからいよいよ本格的に交換作業に入っていきます。
今回準備した工具は、丸ペンチ、平ヤットコ、ニッパー、ペンチ、そして 0.45mm のステンレスワイヤーです。これらの工具や材料を使って交換してゆきます。

交換前後のパーツ 左:交換前  右:交換後(新品のドロップ)

まずはパーツを繋ぎ留めているワイヤーをニッパーで切って涙型のドロップ取り外します。そして新品のドロップを用意し、再度新たなワイヤーで繋ぎ留めます。
0.45mmの細いワイヤーなので、さほど難しくはありません。
また留め金具の部分はおそらく真鍮製なのでしょう。柔らかい金属でしたので、丸ヤットコを歪んだ穴に通して形を整えました。
図の左は交換前の傷ついたパーツ。右は新品のドロップに交換したが画像です。
どうです。上手にできたでしょう ✨
これを13個 同じように交換してゆきます。
そして 全て交換しました! やりました!!

② シャンデリアの清掃

モップを使ってカップ部分を清掃
ドロップ部分などはクロスにて清掃

シャンデリアの設置後、約2年が経過しましたので、ほこりもついてきました。
少しくすんでいるように感じます。そこで、ほこりがたまりやすいカップ部分や各枝の部分はマイクロファイバーのモップを使用し、ドロップ部分などはマイクロファイバークロスを使って ほこりを除去しました。
全体的にくすんでいたものがスッキリし、透明感を増してきました ✨

③ 電球の交換

現在は部屋の温度上昇と電気代を抑制するためLED電球を使用しているのですが、電極が黄色であることと、ソケットの金属部分がはみ出しており、美しさが半減しているように感じています。
そこで電極が透明なLED電球を探すことにしました。

ELPA製 elpaball mini クリア電球色相当

いろいろとネットで検索していますと、候補が2つ挙がってきました。オーム電機製とELPA(エルパ)製です。この2つを比べますと外観はどちらも良さそうですが、明るさが違いました。
オーム電機製は 40 lm(ルーメン)、ELPA製は 50 lm です。lmとは光源がをつ光の量(光束)を表しており、その数値が大きいほど、明るい光を放つということになります。両者の光束の差 10 lm ですが、倍率にすると 1.25倍です。
40W型 E17の白熱球や現在のLED電球の光束は、360~420 lm に対し、ELPA製でも 50 lm です。従って一般的な電球に比べ10数%程度の光束しかありません。
ここで 40 lm だと かなり暗くなるだとうと判断し、50 lm のELPA製をまず一つ購入し、明るさを確認することにしました。

左:白熱球    中:現在LED   右:elpaball mini

商品パッケージの裏側を確認すると「当製品は表示・装飾用として設計されておりますので、照明を目的としたご使用には適しておりません。」と書いてあるではありませんか。なるほど、最初からそのつもりなのね。
それで まず一個の電球を取付け明るさを確認し、全10個を交換した場合の明るさを想定してみました。
現在に比べ随分暗くなることは思いましたが、シャンデリアの使用用途は音楽を聴く際に点灯することがメインになりますし、雰囲気を醸し出すには十分な明るさと判断しました。
そして残り9個も購入することに決めました。

しかし交換するなかで、少しビックリした事がありました。 私はLED用の調光器を設置していますが、今回の電球ででは全10灯のうち8灯の電球を取付けた状態では、調光器のボリュームを最小にしても、うっすらと点灯しているではありませんか!? そして9灯目の電球を取付けるとちゃんと消灯しました。 これは本製品の抵抗が影響しているのかもしれません。調光器を使用するのであれば、灯数が多いものではないと、うっすらと点灯しっぱなしかもしれませんね。注意が必要です。 しかし見た目は白熱球に近いので、美しさとランニングコストを求める人には合っていると思います。

全て完了

やっと全ての作業を完了させました。これを一人で全てやるとなると、まる1日費やすことになります。なかなかの仕事量です。しかしその甲斐あって見事に美しく仕上がりました!✨

今回の作業前
パーツ交換、清掃、電球交換後

LED電球も透明になり、またソケットの金属部分に見えなくなったので、随分とスッキリしました!

皆さまのご自宅にシャンデリアがありましたら、定期的な清掃をオススメします。少し手間は掛かりますが、見違えるほど美しくなりますよ!

それでは 皆さまも 美しき シャンデリア・ライフを ✨

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